2021年7月19日20日
オリンピック前の静けさ(?)を期待して札幌へ。
初日。
ウニを食べたいという要望に応えて札幌のすぎ乃へ。
値段はバフンの方が倍ほどするが紫ウニで十分でした。
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タイムズカーシェアを利用して(なかなか車が見つからなかった💦)
1時間ほどの道のりで支笏湖は丸駒温泉に
。
ここは浴場以外に秘湯の天然温泉がある。
石造りで囲われた湯で、水位は湖と等しい。
特に覆いや人工的な整えはないため、木の葉が浮かび、小虫たちが
水面を飛ぶ。
そして目の前には支笏湖と山が望める。
人もおらず、沈黙の中、山を眺める。
自分の時間の短さと脳の中の騒がしさを鎮めることができた。
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札幌ビュー大通り公園前ホテルにステイ。
部屋はコンパクトだけども、清潔で居心地の良いつくり。
ベットエリアと玄関、トイレ・バスエリアを引き戸で区切れる仕組みは特に好ましい。
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コロナのためどこも21:00で店が閉まる。
また臨時休業も少なくなかった。
夜の目的の店が臨時休業とあり、代替のところへ行くがここはひどい。
気を取り直してななかま堂へ。
料理と呼ぶにふさわしいパフェをいただき心を満たす。
美しい✳︎
札幌は洒落た店が多く、街歩きが楽しい。
特に夜に、お店が明かりに浮かぶのを外から見てまわるのは飽きが来ない。
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心地よい夜が明け、ホテルでの朝食をいただきチェックアウトへ。
館内に三岸好太郎のデッサンが一枚あるのを見つけた。
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ONIYANMAというモダンで洒落たカフェに行く。
ナイトロ・コールドブリューを初めて飲んだ。
炭酸を混ぜており、泡が上部にある。
口当たりは滑らかで嫌味はない。
コーヒーというドリンクのバリエーションの広さをまた一つ経験できた。
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店内に貼ってあるポスターが目に入った。
三岸好太郎美術館にて、節子と好太郎の特別展の告知だ。
どこか遠方にあるかと思いきや・・・。
カフェからバスで10分程度と判明。
急いで店を出て向かう。
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Googleのナビで向かうが、
飛び乗ったバスがどうやら違ったのか、
運転手さんにはこれは美術館に
は行かないと告げられた。
そして、料金はいらないよ、と優しい対応を頂いた。
ま、そこから歩いて5分ほどでつけたのが幸い。
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美術館は環境が良い。
グリーンの多い公園が併設されている。
舘自体は広過ぎもせず、
鑑賞にはちょうど良かった。
好太郎の作品は都度都度目にすることがあったが
三岸節子をこれほどしっかり見たことは
なかった。今ならフェミニストの
大先輩という見方もできる。
パリにわたり、ヨーロッパの風景を描いた作品が
非常に良い。素晴らしい。
しっかりとした構造感、厚みのある絵の具は
必要に絞られつつも情感もある。
素晴らしい画家だ。いいものを観れた。
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ONIYANMAへとんぼ返りをするが、
帰りのバスも逆方向へ乗り間違える。
この頻発する現象は何故なんだろう。
無事に戻りそのまま空港へむかった。
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花畑牧場の運営店でチーズの料理を食べて、
これまで札幌でチーズを食してないことに
気がついた。次回はチーズの料理を楽しみたい。
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待合いで資本論を読み読書会に備える。
今日の札幌は風が涼しく気持ち良い日だった。
8月また来たいな。
観光に行くわけでもなく、滞在して集中した仕事をしたい。
そして街をゆっくり味わってみたい。