「女という現象」のシリーズ展です。
『この展示は「女という現象」の中から「視覚」に焦点をあてて作品を構成しました。
見られるものから、見せるものとして変化した女です。
近年、私の制作テーマは、「女性である作家の視点で見出す美の探求」です。
西洋の美術史はヘテロセクシュアルの男性視点からの美の追求の歴史でした。
またその象徴として描かれたのが女性たちでした。
私はそこから舟を漕ぎ出してこれまでと異なる視点での女性像を描きたいのです。
美の象徴として、他にもさまざまな性自認の方を描いてきました。
今回は視覚をキーワードとして、自らを立てていく女性像を表現しています。
その中から、見た方に何某かの美を届けられたら幸いです。』
林美蘭による油彩作品を中心とした個展です。
前半は2019年以降の作品を展示して
後半は160cm×280cmの新作を展示します。
また,期間中5月12日~25日までは池袋モンパルナス回遊美術館に参加しております。お散歩がてらにどうぞお立ち寄りください。
*作家在廊日
5月15日(日)・26日(木)・6月2日 それぞれ13:00~18:00